うさぎと暮らす
一年半前からうさぎと暮らしている。
8ヶ月をすぎたあたりから、先天的なものが後天的なものかは不明だけど、右脚が徐々に悪くなってしまった。
獣医さんも首をかしげていたが原因も不明だった。
昔からイラストに登場する動物は決まってうさぎだった。意識していたわけじゃないけど、何故かうさぎだったのだ。
去年とんとんびょうしでことがすすみ、小さなうさぎを飼うことになり、生き物を育てるのが初めての私はとても慌てた。しかしこのうさぎ、とても優しくおとなしく、甘えん坊なかわいい男の子だったのだ。「私がイラストに登場させていたうさぎは君だったの?」と思わず語りかけてしまうくらいに。
欲を言えばきりがなくて、足をなんとかしてあげたいけれど、とりあえず走れるし頭もかけるから、このまま悪化しないことを願うばかり。
これからもイラストへの出演を依頼中です。
自分を
見失わないように。
もうすぐ秋
色づいた記憶が光の輪をかき、はらはらと。
大人になったあなたと私。
変わってゆく季節を眺めながら。
過去作品 メッセージボード①
15年くらい前。
時が経つのは早いけど、その時、その時の気持ちを色褪せないように残してゆくお手伝いができたら、と手書きのメッセージカードのようなものを初めてみたころのことです。
A5サイズで、職場の上司の方に向けてご依頼頂いたものでした。
いろいろあるけれど、
いつか、きっと。
きっと、もっとね。
そんな風景を見ながら。
向こう橋に夕日が落ちる。
電車が走る。
遠回りしても、また優しさに戻っていけるよ。